京の街あるきvol.23 祇園祭Vol.6 今年の厄除け粽
今年は、月鉾さんの新作の手ぬぐいと、粽(ちまき)を買いました。
この新作のてぬぐい・・・味があります^^ いい感じですね。
さて、月鉾の粽・・の話
この写真の笹の色を見てください。
祇園祭で使われる笹の葉は、従来はほとんど、京都北部にある「花背」の里の笹が使われていました。笹は元来、50年毎に枯れる→新芽→10年後に再生・・・を繰り返すんだそうです。
ところが、この新芽の段階で、鹿にほとんど喰われてしまう被害があって、京都花背産の笹の葉の供給がた減りになり、仕方なく、信州産の笹(色が薄い)を使わざるを得ないそうです。
色が濃く香りがする粽・・地元、花背産の笹
色が薄い粽・・他府県産の笹
餌に苦労する鹿が里に下りてきて、食べてしまう現実。
NPOのこうした活動を応援したい気持ちで一杯です。
「チマキザサ再生プロジェクト」
http://chimakizasa.jimdo.com/
by yuzurin77 | 2010-07-18 16:54 | Dreamtime(洛中)