【京の街あるきvol.30 初めての清水寺暁天講座体験】

以前の日記でご案内したように、今朝、清水さんの暁天講座に行ってきました。
こんなに朝早く起きたのも久しぶりでしたが、抜けるような早朝の青空の下、鴨川を下り、東大路へ。

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清水寺の駐車場に車を止めて、大講堂に着いたのが5時30分。
最初は、まばらだった人影も、6時前には、場内は熱気むんむん( ̄□ ̄ ;)アセアセ
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やがて、お坊さんが数人、入場、読経を行います。信徒でも、なんでもないので、読経ができないのがちょいとした疎外感w
登壇したのは、清水寺貫主 森住職と、本日のゲスト 中島潔氏。
題目に「-成就院の襖絵奉納-」とあり、そっかあ、中島さんの絵が成就院に奉納されたんだと、席につくまで気づかなかった俺(笑)
しかし、中島潔の絵と、襖絵?、これを受け入れた清水寺も凄いけど、申し入れをした中島潔さんの決意と、完成までの苦悶もかなりのものと。
対談は、まず自身の生い立ちからはじまり、マザコンと言ってもいい位の母への思い入れ、逆に、父への反骨心は60歳を過ぎるまでずっと続いていたと告白。厳しすぎるほど、自身を責め続けてきた自分の生涯の中で、清水さんにふと立ち寄り、観音様に出会ったときに、「もうええんやないか」と心が楽になったこと、そしてその心のありようを、ぜひ、絵として表現し、清水さんに奉納したいと申し出した経過が語られました。森貫主からは、花筏の詩を引用された、無常と宇宙観、人生の素晴らしさについて説法があり、笑いありの楽しい時間でした。
次に、なぜ、この絵なのか?について、奉納した絵についての説明が一枚、一枚ありましたが、「成就院と言えば、『月の庭』。この大迫力の庭を持つ成就院に、初めて訪問した時に「宇宙」を感じ、二回目には、いいようもない「プレッシャー」を感じました」と中島氏。
「でも、この絵を描けたら死んでもいいや」という心意気で描いたという氏の顔はなぜか、晴れ晴れ。
「このイワシの絵・・・皆さん、どう思われます?普通、成就院の仏様のすぐ横の襖絵というたら、『御めでたいの鯛』でししょ?でも、私は、どうしてもイワシの群、青々としたこの群で生きている様を表現したかったのです。しかし、これを受け入れてくれた森貫主も凄いと思います」というと、場内、大爆笑。

 中島潔さんの絵、奉納された絵は、様々です。この日記には、そのうちの一枚のみ紹介しておきます。
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8月6日より16日まで、中島 潔奉納襖絵展が成就院にて開催されます。いつもは、秋にしか公開しないところですが、この機会に訪問されてはいかがでしょうか?受付は午後4時までですから閉館には注意してください。

ありがたいお話を聞いた方々のお顔はどの人も、爽やかでした。
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by yuzurin77 | 2010-08-04 10:47 | 大阪 | Trackback | Comments(0)

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