【京の街あるきvol.28 法金剛院】
本日も暑く、昨日のN君の送別会で二日酔いを汗で追い払うべく、まず双ヶ岡にある法金剛院を訪れ、蓮の花を見てきました。パンフレットを見るtと、平安の初期、「天安寺」と称し、建立されたが、鳥羽天皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)が天安寺を復興し法金剛院と改号したとされている。その後も衰退と復興を繰り返してきたとあります。
待賢門院といえば、「ながからむ心もしらず黒髪の みだれて今朝は物をこそ思へ」が有名ですね。いかにも、絶世の美女だった彼女らしい歌といえます。昨晩の契りを結んだ彼氏は相当にいい男であった事がわかります(笑)彼女のお墓はいまも法金剛院の北、五位山中腹の花園西陵に眠っています。
写真の通り、池は、蓮の花に占領されて、夏の暑さをことさらに感じます。池泉廻遊式庭園の経路に、【仏足石】があり、おもわず覗き込みましたw仏の三十二相の一つで足の裏に転法輪が描かれていてお釈迦様が諸国をまわり説法されることで法の輪がつながるという意味をもっているといいます。
多くの方は、蓮の花を撮影して、さっさと帰っていきますが、ここの仏様・・結構、好きです。
新しくなった本堂に鎮座しているのは、阿弥陀如来坐像、十一面観世音菩薩、同厨子などですが、阿弥陀様との距離も近く、大迫力でした。JR花園駅からすぐですし、ぜひ来られる時は、こちらの阿弥陀如来様を参拝して欲しいなぁ・・と思います。
まだ紫陽花も・・・
まだまだ暑い夏は続きます。
by yuzurin77 | 2010-07-31 20:12 | Dreamtime(洛中)